君が欲しい  

季節はもう冬。   空には雲が広がり,雪が降っていた。  

小さな子供は雪合戦をしたり,かまくらを作ったりしている。

もちろん,あの中学生も・・・  

「よいしょ・・・・よいしょ・・・・」  
彼女(こら!)いえ,彼の名前はアサノ・カスミ。これでもクラスターでは,大活躍をしています。  
ちなみに今は,メタビーは家に居ます。  
カスミが居る場所は,青空中学校の裏の古校舎の外。今日は日曜日なので,学校には生徒の姿は無い。  
と,ここでカスミが  
「うーーん,こんな物かな?」  
カスミの目の前に,少し大きめの雪だるまが出来ていた。  
「やっぱ雪の日に作るのは,雪だるまかな?」  
と,その時カスミの背後から誰かが近づいてきた。  
「?あ,シデン。どうしたの?」  
後ろには,シデンが厚着をしていた。  
「やあカスミ。ちょっとここに来たんだ。別に用事はないけど」  
「そんな事言って,また仕事から抜け出したんじゃあ?」  
「(ギクッ)はは,何をそんな・・・それより,古校舎に入ろうよ。ちょっと話したいことがあるんだ」  
「??別にいいよ」 
二人は,古校舎に入った。                          

□   □   □   □   □   □   □   □   □  

「・・・この部屋で,よくメタビーと話していたんだ」  
カスミは,元メタビーの座っていたイスに腰をかけた。  
シデンは,カスミの背後に座った。  
二人は,まるで背中あわせをしている。  
「・・ねぇシデン。話って何なの?」  
「・・・・大切な話なんだ。カスミ・・・君は僕が・・・好き?」  
「うん,好きだよ」  
「ほ,本当に!?」  「うん。他にもメタビーやヒヨリやニワカや,え〜と」  
「違うよカスミ,その友達としての好きじゃなく,愛してる方の好きかどうか?」  
「え?愛してる方の・・・・・それは・・・ちょっと・・・解らないよ」  
「どうして?」  
シデンは,立ち上がって,窓の方に腰をかけた。  
「だって,僕とシデンは,男だよ。何で,男同士が・・・」  
「愛に性別は関係ないよ」  
「で,でも・・・・・」  
「解らないのなら,僕が教えるよ」  
と,ここでシデンがカスミを後ろから突き倒した。  
「(バタッ)痛!ちょっと何・・んっ」  
カスミは,起き上がった瞬間,シデンにキスをされていた。  
しかもシデンは,カスミをぎゅっと掴み,再びカスミを倒した。  
(く,苦しい・・・・)  
今の状況,カスミはシデンに押し倒され,両手はシデンの右手で卍固めされている。  
しかもシデンは,左手でカスミの服を剥ぎ取っていた  
それと同時に,シデンのキスは止んだ。  
「はぁ・・はぁ・・・な,何で・・・」  
「くすっ,カスミ,顔が真っ赤だよ」  
「何で,・・・服を脱がすんだよ!」
 
カスミは,起き上がろうとしたが,シデンに両手をふさがれている。しかもシデンがカスミの上に乗っかっている。  
「ちょっと,どいてよ。苦しいよ」  
「ふふ,やだね」  
シデンはポケットから,ビニールテープを取り出すと,それをカスミの両手を縛った。  
「ち,ちょっと・・・やだやだ。助けて」  
「嫌だ。せっかく二人っきりになったんだ」  
「何・・・で・・・こんな・・・事を・・・・」  
カスミは涙目になった。  
「・・・・君が欲しい」  
「ぼ,僕を!?そんな事いわれても」  
「嫌なら力ずくで」  
と,シデンはカスミのセーターから,上着を全てはがした。  
「やぁーーー!!何すんだ!離せーーー!!」  
「ふふ,カスミの肌って綺麗・・」  
と,シデンはカスミの乳首を甘噛みした。  
「ぐっ・・ひぐ・・・もう・・やめてあっ」  
「ふふ,感じてんだろ?」  
「か,感じてなんか・・・ひぎっ」  
シデンは,カスミの首筋にキスをした。何回も,何回も・・・  
「お,お願い・・もう止めて・・・」  
「なんだ,嫌なのかい?その割には,随分とあそこが感じているよ」  
「ど,何処が?」  
「ここが(サワッ)」  
「ぎゃっ??何処触ってんだH!」  
「もうやってるよ」  
「いいかげんにしないと,警察呼ぶよ!」  
「この状況をどうやって?君の両手はテープで縛られていて,体だって,僕が乗っかっているから身動き取れないよ」  
「うぅ,・・・」  
と,シデンがカスミの体から退いた。ホッとしたカスミだったが,  
「そろそろやるか・・・」  
「えっ?やるって何を・・・・」  
「・・・これだよ」  
と,シデンが何をためらったか,カスミの下着をがしっと掴み,それをズリ落とした。  
「!!!??ちょっと何やってんだ!やめてーーー!!」  
「嫌だ。ここでやめたら僕達はがっかりするよ」  
と,シデンがズボンのチャックを空け,そしてナニをカスミの方に入れた。  
「!!ぎゃーーーーーーー!!いい痛い!!」  
シデンは,上下に段々強く動いた。  
「はあっはあっはあっ」  
「くっあ・・・・・はあ・・・シデン・・」  
「はぁっ,はぁっカスミ・・・」  
「ぐ・・・あっあ・・あっっ・・・あーーー」  
カスミはいってしまった。シデンも同時にいった。                            

□   □   □   □   □   □   □   □   □    

カスミは目を覚ました。目が覚めた場所は,シデンのベッドだった。  
窓からは,まだ雪が降っていた。  
「こ,ここは・・・シデンの家・・・」  
と,隣ですーすーと寝ているシデンが居た。  
と,ここでシデンも目を覚ました。  
「ふぁ〜〜,やあカスミ」  
「やあじゃない!何であんな酷い事を!」  
カスミはまだ怒っていた。  
確かにそうだ。突然全裸にされ,両手を縛られ,おまけに服などを全てはがされ,行為をされたからだ。  
「確かに,悪かった。ごめん」  
と,シデンはにこっとして謝った。カスミは,ベッドから出ようとしたが,  
「痛!・・いててて,腰が」  
「まだ動かない方がいいよ。もう少し休んだ方が」  
「・・・・犯さないでよ」  
「ふふ,大丈夫」  
と,シデンはカスミに抱きついた。ちなみに二人は,全裸である。  
暖かい肌が,触れ合ったせいか,カスミはシデンを怒らなかった。  
そして,二人はまた寝た。  
外には,まだ雪が降っていた。        

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あとがき
・・・・・鬼畜だ!シデンが鬼畜になっていた!
どうも黒幕元帥であります!<(・・)ハッ
ついにやっちまった。メダロットナビの裏小説・・・・。
裏で600ゲットした記念に,細雪様にこの小説を送ります。
ps,初めての小説でした。

 

黒幕元帥さん素敵小説どうもありがとうございました〜vvv
シデンさんが鬼でもう素敵にトキメキングでした!(>w<)
なんとも用意周到な策略家で・・・・たまらんですvvでも最後は優しいのがまたvv
しかし裏で600踏んだ記念に僕が貰えちゃうなんてvv
ほんとにも〜うステチな小説ありがとうございましたvv
それにしてもショボイ背景でゴメンナサイ・・・・・


惜しみつつ戻る

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